2006 F1 第4戦サンマリノGP(感想)
完全に、ルノーのミス。1回目のタイヤ交換後にペースの上がらない、ミハエル・シューマッハ(フェラーリ)に肉薄したフェルナンド・アロンソ(ルノー)であったが、チームが選択した作戦は、ミハエルの遅いペースから脱出するために、先にアロンソをピットに入れるというものであった。
しかし、この時にミハエルよりもアロンソの方が燃料を積んでいたので、燃料の少ないミハエルが先にピットに入っていた場合には、アロンソが逆転できていたはずである。
アロンソが先にピットに入った場合には、次の周にミハエルがピットに入れば順位を守れる確率が高くなる。また、アウトラップはタイヤが冷えているのでタイムが出ないという側面もある。
フェラーリは、その通りの作業して見せた。ミハエル・シューマッハ(フェラーリ)は、今期1勝目。
ホンダとトヨタは、レースペースが明らかに遅いのが痛い。スーパーアグリは、残念ながら2台ともに止まってしまった。夏以降に期待したい。ちにかく、抜けないイモラ・サーキットは、いまいちだった。